「時に愛は二人を試してるBecause I love you~♪」はい、グレイの『誘惑』という曲の歌詞です。ちなみに画像は清田区のスナッフルズで販売中のグレイコラボ商品です。美味しかったです。
今回は『社会はグレーゾーンが大半』がテーマです。白と黒ハッキリしたい。正しいこと。間違っていること。守るべきルール。守ってはいけないルール。
それらは分かりやすく、安心できます。ASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つ方の中には、曖昧なことが苦手な方が少なくありません。しかし、実際は答えが1つではないことが多くありませんか。
「どちらなのかはっきりしてほしい」
そう感じることがあります。学校で答えのある問題をたくさん学びます。1+1は2です。しかし社会に出ると、答えが複数ある問題ばかりになります。算数の方が簡単かもしれません。私は算数も嫌でしたが。
Aさんは正しい。でもBさんも間違っているわけではない。
ルールを守ることは大切。でも事情によって例外が認められることもある。
この「どちらも少し正しい」という状態に戸惑う人は少なくありません。特に真面目な人ほど苦しくなります。ですが、グレーゾーンは「間違い」ではありません。情報が足りない状態だったり、立場によって見え方が違ったりするだけです。
白か黒かを決めることよりも、「そう考える人もいるんだな」と一度受け止めてみる。
それだけで少し楽になることがあります。無理に慣れる必要もありません。ただ、「世の中にはグレーなこともある」「相手と自分は考え方が異なる」と知っているだけで、生きづらさは少し軽くなるかもしれません。
政治家 田中角栄氏はこう語りました。
「世の中は白と黒ばかりではない。敵と味方ばかりでもない。真ん中にグレーゾーンがあり、そこが一番広い。天下というものは、このグレーゾーンを味方につけなければ決して取れないのだ。」
私たちは白黒を大切にしながらも、ときにはグレーゾーンと付き合っていく。その力もまた、生きていくための大切な力なのだと思います。
参考になれば幸いです。