前回の記事で、「まずは役所の保健福祉課へ行き、札幌市障がい者更生相談所の予約」と記載しましたが、これこそ幼少期から判明していた知的障害と、大人になってから分かった知的障害の大きな違いです。
基本的に18歳未満の人は児童相談所で判定を受けるからです。
大人になってからの検査は知的障害者更生相談所(札幌市では札幌市障がい者更生相談所)での判定となります。
ちなみに60歳を過ぎてから判定を受ける方もいるとか。
自治体によって違いますが、18歳未満の場合は児童相談所で年齢に応じて手帳交付から一定期間後に再判定がおこなわれ、2~4年ごとに再認定、更新があります。
何歳以上でないと療育手帳を取れないという決まりはないですが、まだあまりに小さい乳幼児だと交付が難しいです。
大人の場合は10年ごとに再認定を受ける必要がある市もあるようですが、札幌市は等級に関わらず再判定を省略し、「特に期限は定めない」とする場合が多いです。
大人になってから受けた知能検査の結果はそうそう変わらないと思われているからなんですね。
自分ももしかしたら取れるのではないか?
病院で受けた知能検査が軽度の枠内だった、という方
取りたい気持ちがあるならば取ってみるのもいいかもしれません。
療育手帳は本人が希望すればいつでも自主的に返還することが出来ますよ。
返還の手続きはお住まいの区の保健福祉課で行います。
手数料は一切かかりません。
ハートシップ札幌中央いつでも相談に乗ります。