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障がい者のクローズ就労、オープン就労とは。

PSWコラム

皆さん、こんにちは。暑い日が続きますね。

本日は障害を持っているけどいずれ就職を…と考えている方の為にクローズ就労、オープン就労についてお話していきたいと思います。

まずはオープン就労について。

これは会社側に自身の障害のことをすべて打ち明けて働く雇用形態です。いわゆる障害者雇用枠を指すことが多いです。

メリットは具体的な配慮例として電話対応を免除してもらえる、聴覚過敏の場合静かな環境へ席を移してもらえる、
休憩時間を多めに取ってもらえる…など多岐にわたります。

障害を隠さずに配慮してもらえる就労、と聞けば良いことずくめのように思えますが、
デメリットとして、給与が一般枠より低かったり、希望の職種がない、そもそも求人自体が少なかったりと苦戦する方も少なからずいらっしゃいます。

とはいえ障害を開示できることは何よりの安心感になるはずです。
オープン就労を希望するのであれば、主治医とも相談しながら諦めずに就職活動を行うのが良いと思います。

一方、クローズ就労とは自分の障害を会社に伝えずに就労することです。
基本的には一般枠での採用となります。

メリットはオープン就労に比べて採用されやすいことです。障害があると雇用主が採用を拒むことあります。「働き続けられるのか」「配慮する環境がない」「知識がない」という不安材料等があるためです。

デメリットとして、正直継続が難しいです。当然ながら通院で休むなどの配慮はないため、クローズ就労した方の定着率は良くなく、1年後の定着率は30%という結果が出ています。

給料面では一般と同じ額をもらえるためそちらに行きたい気持ちは分かりますが、
少しでも体調に自信がないと思われるのであれば障害枠のオープン就労で探した方が良いでしょう。

それともう一つ、セミオープン就労、半クローズ就労とも呼ばれる、
「一般枠で上司や人事、必要な人にだけ障害を伝える」という働き方があります。

なので、一緒に働く同僚や他の社員には障害を知られることはありません。

最大の難点は、セミオープンで働ける企業が少ないことです。
それを除けば給料面は一般と同じ(場合が多い)、スキルアップも狙える、通院日の早退等配慮を受けることができ、非常にメリットが多いです。

ですがオープン就労のように自身が望む配慮をすべて受けられるわけではないので、自分に合った雇用形態は何なのか、よく考えて検討してみましょう。

最後になりますが、オープン就労の場合障害者手帳は必須です。
手帳がないとオープン就労枠で採ってくれる企業はほぼありません。

手帳を持っていない方は取得を第一に考えましょう。

就労の前にまずは生活リズムを整えたい、通うところがほしいという方、ハートシップ札幌中央でお待ちしております。
よろしくお願いします。

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