皆さん、こんにちは。
今日のテーマは「摂食障害」です。
一概に拒食症、過食症の二つだけで語れるものではないので
一部説明省略しますがご了承ください。
まずは知名度の高い「拒食症」。
・拒食症とは太ることへの恐怖があり、十分に痩せているのに痩せたがる。
・標準体重の85%以下の状態が続いている。
・女性が圧倒的に多く、死亡率は5%
着目すべきは死亡率の高さです。
栄養失調から腎不全や不整脈を起こし、実は精神疾患の中で随一の死亡率なんです。
次に「過食症」。
・短時間に大量に食べ、それがやめられない。
・自ら吐く、または下剤、利尿剤を乱用する。
・食べた後に強い罪悪感がある。
過食症の人は食べていることを隠します。
痩せていた自分から太った姿を見られたくない、
甘えだと思われるの一心から引きこもる人も多いです。
特に女性では「痩せていることが美しい」という
社会的価値観も大いに影響しています。
また、拒食症から過食症に転じることは
決して珍しいことではなく回復過程では大事なことです。
長期間の栄養失調状態が過食にさせてしまいます。
その他にも噛むだけ噛んで吐き出す「チューイング」
チューブを使って誘発嘔吐する「チューブ吐き」
拒食症、過食症の診断基準は満たしていないが
摂食障害の症状がある「特定不能の摂食障害」
恐るべきは、これらの症状があってもなお
それを隠しながら苦しみながら
学生生活や社会人生活を送っている方の多さです。
治療が必要な患者は日本に40万人近くいると
考えられているそうです。
気付かないだけで、あなたの周りにもいるかもしれませんし
自分自身がそうだという方も少なくないのかもしれません。
もし耐えられなくなり就労継続支援で
ゆっくり回復していきたいという方、
ハートシップが相談に乗ります。